ガールズ斉藤コーチからのメッセージ
大木戸ガールズコーチ 齋藤 謙治
ガールズコーチをやっております齋藤です。
私と大木戸サッカークラブとの関わりは、かれこれ、もう12年目。
今、大学1年生の長男が、公園でサッカーをやり始めてから、なんとなく、毎週、大木戸とのお付き合いが始まっています。
息子の世代、21期は、日韓ワールドカップが開催された年で、コーチも子供達も歴代の大木戸サッカークラブの中でも、「人数が多い世代」でしたが、コーチも子供達も今でも仲のよい世代です。
今でも、現役コーチバリバリで活躍されていらっしゃる「4年生チーフコーチの河上さん」とは、長男の世代から一緒に大木戸で一緒にコーチをしている仲間です。生まれた子供が小学校を卒業するぐらいの期間近く、大木戸とお付き合いさせていただいています。
さて、息子が卒業した後、なんと娘2人も・・(これは予定外)・・大木戸ガールズに加入してしまい12年も大木戸にお世話になっているのですが、今日は、「大木戸ガールズ」について少しお話したいと思います。
私が、ガールズのコーチをやり始めたのは、2009年。
女子サッカーに関わり始めて、早くも6年目。
その間にチーフコーチも体験しましたが、男子サッカーとはまったく異なるガールズに戸惑いながら、毎週、「練習に今日も来てくれるかなあ?」と楽しく練習メニューを考える日々を過ごしました。
「ガールズ」は大木戸のチームの中で、唯一、幼稚園から小6まで縦割りでチーム構成しています。
「高学年が低学年の子供達を面倒みる、お世話する」ということが自然に身に付いてくることが非常に大事で、みんなとても優しく、仲良しです。集団で活動するという時に、「みんなをまとめる」ということが下手な子が多い中で、大木戸を通じて、そんなことも身に付いたらいいなあとコーチをやっています。
「厳しさが足りない」ともしかしたら、外から見ていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
しかし、今でも、OGが練習に参加してくれたり、サッカーを楽しんでくれていることは、「大木戸ガールズ」が楽しかったからかなあと思っています。
殆どの子は、中学校でサッカーをする環境もありませんし、サッカーを止めています。
でも、サッカー好きで、「リフティングが少し上手にできる女子」がいたら、男子は驚くでしょうし、コーチとしては嬉しい限りです。
「楽しく」「笑顔で」「褒めて育てる」ことが女子サッカーには男子サッカー以上に大事だとこの6年間で学んだことです。コーチのみなさんが、会社や組織で、「部下」に接する時の、ポイントに似ているところもあるかもしれませんね。
2014年度も、残り半年。
大木戸ガールズも子供達が「楽しく」「笑顔で」残りの期間を過ごしていけるように、チーフコーチをサポートして参りたいと思います。みなさん、今後とも「ガールズ」を応援いただければ幸いです。
以上